講演内容

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  高齢猫の変形性関節症に対する
  リハビリテーション戦略

  Leilani Alvarez先生

  DVM, DACVSMR
  ニューヨークのSchwarzman Animal Medical Centerにて、統合リハビリテーション医学部門の責任者を務め、犬のスポーツ医学およびリハビリテーション分野における世界的な専門医。再生医療や鍼治療、リハビリテーションなどを組み合わせた統合医療の実践に加え、全米に5つしかない認定レジデンシープログラムの指導もおこなう。

  変形性関節症（OA）は高齢猫の90%以上に認められ、慢性疼痛の主な原因となっています。本講演では、猫のOAの疫学、症状、診断方法について概説するとともに、整形外科検査の実施手順と薬剤以外の治療オプションを紹介します。家庭でのエクササイズ法、食事管理、サプリメント、生活環境の改善に加え、パルス磁気療法やマッサージなどの代替療法についても解説します。

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  肥大型心筋症の理解を深める:
  臨床診断プロセスと新規治療戦略

  鈴木 亮平先生

  DVM, Ph.D,獣医循環器認定医
  日本獣医生命科学大学 獣医内科学研究室／付属動物医療センター 循環器科

  本講演では、肥大型心筋症を見逃さないために、適切かつ臨床的な診断プロセスを解説します。また早期診断後の治療戦略について、薬剤選択や食事療法など、最新知見のエビデンスおよび実際の症例経過を踏まえて整理します。